この記事の結論:外部モニタがあるならいりません
MacBookに外付けキーボードはいりません。少なくとも外部モニタを使っているなら、私には必要ありませんでした。
まず3日、本体だけで使ってみてください。自分自身に本当に必要かどうかはそれで分かります。
飲み物を机の上に置かなければ安全に使えます。
キーボードにかけるお金は、たぶん別のところで使ったほうがいい。
買う気で比較していたのに、買わずに終わりました
当時検討していた候補は2つ
使っていたメカニカルキーボードが壊れたので、次に何を買うか調べていました。候補は2つです。
同じものにお金を使うより、新しいものの方がいいかなーと。
| 項目 | MX Keys mini | Keychron B1 Pro |
|---|---|---|
| スイッチ | パンタグラフ(1.8mmストローク) | シザースイッチ |
| 重量 | 506g | 424g |
| 接続 | Bluetooth(Logi Bolt/BT)3台切替 | 2.4GHz / BT5.2 / 有線の3way |
| バックライト | あり(近接自動点灯) | なし |
| カスタム性 | Logi Options+ | ZMK対応、Keychron Launcherでリマップ・マクロ |
| 価格帯 | 1.4〜1.6万円 | 7,000円前後 |
比較軸は「打鍵感と値段」だけだった
キーボードの値段や見た目のかっこよさなども重視していましたが、まず「カスタマイズ性」は求めていないので要件から外しました。B1 ProはZMKに対応していてリマップもマクロも組めますが、私はキー配列をいじらないため強みが活きない形。
次に薄さと軽さも要件から外しました。キーボードは面倒なので自宅デスクに固定して持ち出さないし、PCだけ持ち出してもモニタがないことが多く、PC本体のみで作業することが多い。薄くて軽いことのメリットが出る場面がありません。
となると残るのは打鍵感と値段だけで。家で使うなら打鍵感を重視して MX Keys 寄りかな、というところまで検討していました。
しかし、つなぎのつもりだった本体キーボードで事足りてしまった
MX Keysを買うまでのつなぎのつもりで、MacBook本体のキーボードとトラックパッドを外部モニタに接続して使っていましたが、3日くらい使っていたら気付いてしまいました。
「あれ?これトラックパッドがセットになったキーボードじゃね?」
そう。気付いてしまったのです。
私はそもそも外部モニタを2枚使っていて、視線は常にそちらに向いており、MacBook本体の画面は見ていませんでした(たまに一時的なウィンドウの置き場にはしていましたが)そのため、もうキーボードは持っていたのです。アホか俺は。
Appleの叡智が詰まった、薄型の押しやすいボタン。キーボードのすぐ下という最高の位置にある、すべすべしていて手のポジションを動かさなくて良い位置にあるトラックパッド。
何度も言います、俺は持っていたのです。最初から。
外してみて初めて見えたこと
メカニカルキーボード疲れしていた
薄型のボタンを押しているうちに気付いたのですが、メカニカルは押していて気持ち良いがストロークがあるぶん、指が疲れていたのだと実感しました。
また、段差がある分パームレストも必要なこともちょっとめんどくさい。と思っていたのだと後から気付いています。
また、本体キーボードを使うことで自宅と出社時の環境の差分が減っています。
キーボードの音は好きだが……。
打鍵音についても、音が気持ち良いな〜やっぱメカニカル最高だぜ!と思っていたのは最初だけ。
毎日使っていると慣れちゃってだんだん何も思わなくなりました。
キーボードの音はYoutubeの動画で見るくらいの好きさはあります。でも、自分で鳴らしてもそんなにだな……。ということに気づきました。
なぜ4〜5年も気付かなかったのか
「外付けキーボードは必須である」という思い込み。
私はくつろぐ時以外は机の前にいる人間なので、家にはもともとWindowsPCとデスク、モニタ、キーボードやトラックボールがありました。転職で会社支給のPCがMacBookへ変更+フルリモート勤務になったため、個人で使っていた環境をそのまま流用しました。
その後環境の改善のために32インチのウルトラワイドモニタを買い、横にスタンドで高さを調整したMacBookを置きサブモニタとして使っていたのですが、そこで気づきます。
「Macの画面ちっちゃくて見づらいから、開いてなくてよくね?」
こうして素晴らしいMacのキーボードとトラックパッドを封印してしまい、クラムシェル運用を始めてしまいました。蓋を閉じた以上、本体のキーボードは使えません。外付けキーボードが必須と思い込んでしまったのはここから。
キーボードが壊れて運用を見直すまで固定観念で動いていた
私は直近でキーボードを2台持っていました。
1台目は Logicool の MX Keys。Logicoolへの信頼、Macに合う薄さ、スタイリッシュさ、個人用PCとBluetoothを簡単に切り替えられること。決め手はそのあたりでした。
これはコーヒーをこぼしてお亡くなりに。高かったのでめっちゃ凹みました。
2台目が Keychron K8。同じMX Keysを買っても良かったのですが、薄型から一転してメカニカルを選んだ理由は2つあって、ひとつは同じものを二度買うのが悔しかったこと。もうひとつは、当時キーボードのASMR的な動画にハマっていて、メカニカルのコトコトとしたタイプ音が欲しくなっていたこと。
そしてKeychron K8は落として壊しました。同じ頃、ウルトラワイドモニタも急に角が黒くなって画面が駄目になり、泣く泣く廃棄しました。
つまり環境が変わり見直したきっかけは、全部「壊れたから」です。自分で決めて買い替えたわけじゃないです。そして壊れた結果たどり着いた場所が、一番良かったという結末に。
この結論が変わるとしたら
MacBookの物理的なリスクが顕在化した場合
外部キーボードを使っていた良かったこともあり、状況が変わったら今回の結論から変わる可能性があります。
良かったこと
- 机にコーヒーをこぼしてもMacBookは無傷
- MacBookが脂っこくならなくてきれいなまま
- 本体キーボードにごみがたまらない
よく会社でもいますよね、ノートPCに飲料をこぼして交換になってしまう人。あれを防げます。MacBookに液体をこぼしたら、多くの場合即死です。
家では極力デスクに飲み物を置かない運用にしていますが、リスク値が上がるようなことがあればまた結論は変わるかも。
その他の結論が覆る条件
- 打鍵後の肩や首の張りが、再現性を持って出るようになったとき
- 本体キーボードの打鍵感に不満が出たとき
椅子などの他要因と組み合わせて課題解決する場合
今回は割愛しましたが、デスクワークにつきものである肩や首のつらさについて、課題感はありますが本体キーボードに変更することでは解決していません。
首が前に出てしまい背中が重だるい。この症状は外部キーボードでも画面配置でも解けませんでした。肩こりと首こりは年々酷くなっています。
いま要因として疑っているのは椅子です。8年使っているゲーミングチェアですが、私はどちらかというと前傾で作業をします。現在は後傾で体を全預けしない限りは首を支えられていない。背中を軽く預けるくらいにしか使っていない状態なので、私の姿勢にあんまりマッチしていないのでは。と思っています。
キーボードもモニタも壊れてから何度か選び直しましたが、椅子は8年間一度も壊れていないので疑っておらず、これから改善の余地があると感じます。
普段暮らしているだけでは課題を言語化できておらず、気付いてすらいない状態が続く。というのがそもそも良くないのかもしれませんね。壊れて初めて分かるのではなく、もっと普段から自分の機微に気付いていきたいものです。